英語の勉強は何から始める?初心者がまず使うべきオススメ参考書10選

「英語をいちから勉強したい」

「英語を話せるようになりたい」

そう思ったときに最初にぶつかる悩みが「何から」勉強を始めればいいのかということ。

英語力を伸ばしていくためには、まず中学英語の基本的な文法と単語力を身につけることが必要であると言われています。

とはいっても、文法書や単語帳は数が多すぎて正直どれがいいのかわからないという方も多くいるのではないでしょうか。

そこで、この記事では数ある参考書の中から、中学英語をしっかり身につけられる文法書単語帳を厳選して5冊ずつご紹介します。

オススメの文法書5選

文法書を選ぶ際に重要になってくるのが、わかりやすいかという点継続して学習できる構成になっているかという点です。

今回は上記の2点に加えて、初心者の方でも楽しみながらしっかり理解できる文法書を厳選しました。

ぜひ、以下から気になったものを選んで、英語学習に取り組んでいただければと思います。

中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本

この本は基礎の基礎から学習したい方にオススメの1冊です。

要点がコンパクトにまとまっていて、中学英語を短期間でしっかり学べる構成になっています。

具体的な構成としては、1日目、2日目と区切りがあり、それぞれの項目を短時間で取り組めるようになっています。

ページの見た目も2色刷りのため重要な部分がすぐにわかりますよ。

さらに、音声をスマホにダウンロードすることができるので、英語習得に必要な「読む」「聞く」「書く」「話す」の4技能を鍛えることが可能です。

同じシリーズの問題集も出ているので、ぜひ一緒に活用することをオススメします。文法書と問題集を一緒に使えば、より理解が深まりますよ。

『中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる問題集』はこちらから

大岩のいちばんはじめの英文法(超基礎文法編)

この本は、本格的に勉強したいけど高校受験で使ったようなお堅い英文法の本はちょっと・・・という方にオススメです。

説明が話口調になっていて、1ページあたりの文字数が少ないため1講座20分程度で非常に取り組みやすいつくりになっています。

また、各講座ごとに問題まとめがあるので、インプットとアウトプットがしっかりできますよ。

さらにページ内にはイラストが豊富に使われているため、初心者の方でも英文のイメージをつかみながら学習を進めることができます。

中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。

この本は、学生時代に英語の授業についていけなかったという方でも安心して学習できる内容になっています。

本書のオススメポイントは文法用語をできるだけ使わずに解説しており、あらかじめ間違えやすい部分が簡潔に書いてある点です。

ページの左側は文法の解説、右側は練習問題というつくりになっており、他の参考書に比べてアウトプットが多めにできるようになっています。

また、解説動画がYouTubeにすべてのっているので、本を購入してから動画と合わせて学習することで、より理解を深めることができますよ。

一億人の英文法

この本は、話し手と聞き手の気持ちや言葉のニュアンスの違いに重点を置いた1冊です。

ネイティブスピーカーがどのようなイメージで文法を使っているのかが分かるつくりになっていて、本書に取り組めば英語を話すための基礎知識がしっかり身につきます。

600ページを超える厚みのある本ですが、ちょっとふざけたようなおもしろい例文も入っていて、読書感覚で楽しみながらどんどん読み進めることができますよ。

私はこの本を使ったことで、文法の基礎はもちろんですが、英語という言語が感情と密接に関係しているということも学ぶことができました。

ネイティブスピーカーのもつ英語のイメージを知るには非常にオススメな1冊になっているのでぜひ使用してみてください。

ENGLISH GRAMMAR IN USE

この本の特徴は「全編英語」であるという点です。

本書は世界で1500万部以上売れているベストセラーで、多くの語学学校で文法の授業の教科書として使用されています。

「英語だけの解説で理解できるのかな」と不安に思っている方もいらっしゃると思いますが、安心してください。本書はイラストがとても豊富で、文法自体もシチュエーション別に詳しく解説されているので、英語学習初心者でも理解できるようなつくりになっています。

また、例文も実用的な単語で構成されているので、日常生活で使える英語を身につけることができます。

「全編英語は難しそう」という固定概念にとらわれずに、ぜひ使ってみてください。本書がベストセラーになる理由がきっと実感できますよ。

オススメの単語帳5選

単語帳を選ぶ際は、解説の豊富さ単語を使う状況が分かるようになっているかという点が重要になってきます。

今回は上記の2点に加え、中学英語の基本的な単語をしっかりカバーしているかということにも重点を置き、単語帳を厳選しました。

ぜひ、以下から気になったものを選んで単語の勉強を始めてみましょう。

ゼロからスタート英単語 BASIC1400

本書は、単語量が多すぎず、初心者でも最後まで取り組みやすいつくりになっています。

単語量が多すぎないといっても日常生活でよく使う単語はしっかり入っているので、日常の「話す」「書く」という行為はこの1冊で十分カバーできます。

また、それぞれの単語は日常会話、旅行などのシチュエーションに分けて掲載されているので興味のある所から取り組んでいくと学習がはかどりますよ。

さらに付属のCDは読むスピードがゆっくりめなので初心者の方にピッタリな教材となっています。

オックスフォードピクチャーディクショナリー

本書の特徴は、子どもから大人まで幅広い年代の方が楽しめる構成になっている点です。

約4000語の単語について、職業や食品、スポーツなどシチュエーション別にまとめられています。内容としては、絵が豊富に使われていて、絵本感覚で楽しむことができるようになっていますよ。

また、読む人のレベルや興味に応じて、最初からでも途中からでも自由に活用できるのも本書の特徴の1つです。

本自体は大きくて重いので、持ち運びたいと思っている方は本書のスマホアプリをぜひ活用してみてください。

ネイティブスピーカーの単語力(1基本動詞)

本書は動詞メインの本になっていて、単語そのものの持つ意味使う状況を学ぶことができます。

具体的にどういったことが学べるのかというと

  • 「say」「tell」「talk」など日本語で訳すと同じような意味になる単語それぞれのニュアンスの違いや使う場面の違い
  • 「largeとbig」「closeとnear」の感覚的な違い

などなど・・・

意味は分かっていても使い分けが曖昧になってしまう単語について、イラストを交えながら解説していくといった内容になっています。

この本があれば英単語の基本を抑えられるだけでなく、今後、英会話学習をしていく際に「どの動詞を使えばいいのか分からず、会話がつまる」といったことも防ぐことができますよ。

英単語イメージハンドブック

本書は、基本動詞や助動詞、接続詞などに分けて英語の根幹となる基本の単語を深く掘り下げる構成になっています。

また、単語ごとにネイティブスピーカーが体感として身につけている英語を絵とともにイメージしやすく解説しているので、ネイティブの感覚に迫ることができるつくりになっています。

そのため単語を学びながらネイティブの感覚を学ぶことができますよ。

また、携帯向きのコンパクトなサイズなので持ち運びにも便利です。

速読速聴・英単語 Basic2400

本書はTOEIC500点台までの基本的な単語に限定した基礎固めにピッタリな1冊です。

様々なシチュエーションを集めた「毎日トレーニング」と「大切な基本動詞」で構成されていて、それぞれのテーマや文章の内容が1冊の中でつながっているので読書感覚で読み進めることができます。

使われている単語は、日常生活の頻出語の約90%をカバーしていて、おもしろい例文もでてくるので楽しみながら学習できますよ。

また、1項目は15分ほどでできる内容になっているので、忙しい社会人にもピッタリです。

まとめ

この記事では、これから英語学習を始める方に向けて「オススメの文法書と単語帳」を5冊ずつご紹介しました。

オススメの文法書5選

オススメの単語帳5選

身につけた英文法と単語は、英会話や洋画鑑賞など今後の学習の様々な場面で応用していくことができます。

今回ご紹介した本を参考に、まずは文法と単語の基礎を身につけて、どんどんステップアップしていきましょう。

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