【外出自粛の今こそ】心に響く英語のことわざ・名言集めてみた!

みなさんは、この言葉を知っていますか?

Without haste, but without rest.
(急がずに。でも、休まずに。)

これは、ドイツの詩人「ゲーテ」が残したもので、私のお気に入りの言葉です。
私が英語を学習している際に、モチベーションが下がった時は、この言葉を思い出します。

大事なのは、「焦らずコツコツと努力し続けること。」という意味が込められています。
前置詞「without」を反復した響きや、「haste(急ぐ)」と「rest(休む)」で韻が踏まれているので、キャッチーで耳に残りやすい響きも素敵ですよね?

さて、昨今の新型コロナウイルスの影響もあり、外出自粛生活が続いています。
どうも気分が落ち込んでしまいがちですが、今回はそんな沈んだ気分を前向きにさせてくれるような英語のことわざ・格言を集めてみました。

また、意味を理解するだけでなく、そのことわざ・名言にはどういった文法や英単語が使われているのか、1つ1つの内容も細かく・丁寧に解説していきます。

シンプルですが、意味が深く、キャッチーなものを厳選しましたので、英語に慣れていない方でも覚えやすいものばかりです!

心に響くことわざ・名言

It’s always darkest before the dawn.
(夜明け前がいつも一番暗い)

「dawn」は「夜明け」という意味で、「before」がついて「夜明け前」という意味です。
また、「dark(暗い)」の最上級「est」がついて「最も暗い」。
つまり夜明け前が一番暗い時間であることを意味しています。

日本語にも「明けない夜はない」ということわざがあるように、今が一番「どん底」であっても、その後には必ず明るい未来が待っているという意味が込められています。

近頃の自粛生活においても、ずっと悪い事ばかりが続くわけではないという事です。 朝は必ず夜になり、夜は必ず朝を迎えます!

Never put off till tomorrow what you can do today.
(今日できることを明日に延ばさないように)

文頭に「Never」+「動詞の原型」を置くことで「決して~するな」という禁止の意味になります。この文では「put off(延期する)」が続いているので、「明日まで延ばすな」という意味になります。

また、「what」は関係代名詞として使われていて、「~すること」、つまり「you can do today(あなたが今日できること)」という意味になります。これらをつなげると、「今日できることを明日に延ばさないように」という意味になります。

日本語でも「明日やろうは馬鹿やろう」という言葉があります。
今やるべきことを明日、明日、と先延ばししているうちに気づいたら癖になってしまい、本当にやるべきことを見失ってしまう、または機会を失い、時間だけが過ぎていってしまうという意味です。

自粛生活中にもできることがきっとあるはずです。
まずは時間的に余裕がある今だからこそ、チャレンジしてみたいことを見つけ、今日中に行動に移してみませんか?英語学習もその1つかも!?

Life is what you make it.
(人生は自分で創りだすもの)

これは簡単なSVCの構文でできています。
「Life is what〜」で、「人生はwhat〜だ。」になり、この「what」は関係代名詞になります。
なので「what」の以下に続く「you make it(あなたが創り出すこと)」がイコール「Life(人生)」であるということになります。

あなたの人生はあなたが決める」というとてもシンプルですが、深く心に響く言葉ですね。

家にいる時間が長くなった今だからこそ、自分の今の人生、仕事、趣味、人間関係などをじっくり振り返る良い機会ではないでしょうか。

2021年になり、現状に不満を感じていたり、何か大きな変化を求めている方は思い切って環境を変えてしまうのも1つかもしれません。

Like attracts like.
(類は友を呼ぶ)

この文で使われている「Like」は動詞の「好き」ではなく、名詞の「同類・似た者」という意味になります。
つまり「同類は同類をattract(ひきつける)する」という意味になり、日本語の「類は友を呼ぶ」に似た表現であることがわかります。

これも日本語のことわざにありますが、オンラインを通じたコミュニケーションが発達してきた昨今では、国・地域関係なく多種多様な人々と繋がることができます。
Zoomや、Skypeなどのオンライン通話サービスを利用して、自分の趣味趣向の合う仲間を見つけてみるのはいかがでしょうか?

最近では、オンラインでの読書会や、好きなアニメや映画についての共通な話題を話し合ったり、英語学習サークルなども存在しています。
オンラインの特性を十分に活かして、自粛生活で新たな出会いを見つけるのもアリですね!

Everything comes to him/her who waits.
(待つ者はどんなことでも叶えられる)

文中の「who」は関係代名詞で「him/her(ヒト)」がどんなヒトであるか修飾しています。つまり「him/her who waits」=「待つ彼/彼女」になり、「待つ人はどんなことでも叶えられる」という意味になります。

日本語にも、「待てば海路の日和あり」という言葉があるように、たとえ海が荒れていたとしても、我慢して待っていると、必ず晴れた素晴らしい日がくるということわざがあります。

在宅勤務や、自粛生活のストレスが続きますが、今は心のバネをぐーっと縮める時間であるとも言えます。縮めば縮むほどバネは高く飛び跳ねるように、将来にやりたいことや、叶えたい夢のために、今はぐっと耐えるべき時ではないでしょうか。
そしていつかその試練を耐えた人間こそ、必ず夢を叶えられるという意味が含まれています。

例えば、コロナ明けには海外旅行に行きたい人であれば、今できることはその将来のために資金を貯めたり、プランを立てたり、英語を勉強しておく、なども「待つ」間にできる素晴らしい準備であるといえます。

あなただけの名言の見つけ方

これまでいくつか有名なことわざや名言をピックアップしましたが、みなさんもあまり知られていない、グッと心に突き刺さるような英語のことわざや名言を見つけたくありませんか?

そんな時にぴったりなサイトが「Brainy Quote」というサイトです。
これは世界中のさまざまなことわざや名言、格言が集められているサービスです。

また、著名な作家やアーティストの名前や歌詞を検索したり、気になるキーワードを入れるだけでその単語にリンクした言葉がずらりと表示されます。

例えば、検索欄に「Life」と入力してみました。すると、一番初めに

「Do not dwell in the past, do not dream of the future, concentrate the mind on the present moment.」

という言葉が出てきました。
これはブッダの言葉で、「過去に固執することなく、未来に夢を抱くことなく、今まさにこの瞬間に全ての精神を集中しなさい。」という意味だそうです。

他にも、もしあなたが、恋愛に悩んでいれば「love」や「marriage」、ネガティブな気分であれば「positive」など今自分が悩んでいることや、必要だと思うワードを入力してみるのもありですね。

もしかしたらあなたの今後の人生に大きく影響を与えるような言葉がそこには眠っているかもしれませんよ!

まとめ

  • It’s always darkest before the dawn.(夜明け前がいつも一番暗い)
  • Never put off till tomorrow what you can do today.(今日できることを明日に延ばすな)
  • Life is what you make it.(人生は自分で創りだすもの)
  • Like attracts like. (類は友を呼ぶ)
  • Everything comes to him/her who waits.(待つ者はどんなことでも叶えられる).

いかがでしたでしょうか?
今回はコロナによる自粛生活が続くみなさんに、心に響くような英語のことわざや名言を集めてみました。

また、意味を理解した後は、その英文はどのような構造になっているのかを丁寧に噛み砕いて訳してみると、その言葉の奥の深さを感じることができます。

有名なことわざや、名言の中には、耳に残りやすいような「韻」が踏まれていたり、最小限の単で最大限に意味が伝わるように構成されていたりと、本当に素晴らしいものばかりです。

また、最後にはあなただけの言葉の見つけ方を紹介しました。
この名言使えたらかっこいいなぁ!」、「誰かに教えてあげたい!」などでもOK!ぜひ自粛生活の今、英語学習と一緒に英語のことわざ・名言の奥深さに触れてみてください!

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