ふとした時に口ずさむ英語が、ちょっとかっこいい言葉やフレーズだったら良いと思いませんか?
また、海外の人達は、日常生活の中で映画などの名セリフや格言を引用して使うことが良くあります。
あれって、かっこいいと思いませんか?
ちょっと真似してみたくなりますよね?
しかしながら、元々の意味を知らなければ理解しにくい表現なども少なくありません。
ここでは、ちょっと使ってみたい英語のかっこいい言葉やフレーズ(名セリフ、格言、名言など)を紹介していきます。
まずは、日常会話で使えるちょっとかっこいい英語フレーズを紹介します。
友達や職場の同僚の間で使えますよ。
日常使いのかっこいい英語
まずは、日常会話に出てくるちょっとかっこいい英語を紹介します。
- Let’s have a break. ( ちょっと休憩しよう 。)
疲れ気味の同僚や落ち込んでいる友人を元気づけたい時に使えます。
「break」には、「小休憩(がっつり休む時はrest)」の意味があります。
仕事中に一息入れて、また仕事に戻るというイメージです。
- Get a grip. ( しっかりしなさい。 )
「grip」には、「取っ手」「握り」「つかみ」という意味があります。
落ち込んでいる友人や、興奮して感情的になっていている相手を落ち着かせたい時に使います。
弱音を吐いている相手に喝を入れたい時のフレーズです。
- Get over it. ( 立ち直って。 )
直訳すると、「それを超える」「乗り越える・克服する」という意味があります。
転じて「気持ちの整理をつける」という意味もあります。
失恋した友達や、仕事が上手くいかずに落ち込んでいる同僚を励ます言葉です。
- I like the way you think. ( 君の考え方が好きだな。 )
「nice」や「wonderful」と同じように使える相手に対する誉め言葉として使えます。ちょっと気の利いたフレーズです。
- After you. ( お先にどうぞ。 )
直訳すると、「私はあなたのあとで」という意味です。
並んでいる時など、相手に順番を譲るときに使えます。
レディーファーストな振る舞いをするときにも使えるので、男性はどんどん使いましょう。
- Go ahead. ( お先にどうぞ/やってみなよ。 )
直訳すると、「先に行け」という意味です。
「After you」と同じ意味で使え、よりストレートな表現になります。
「やってみなよ」という意味もあります。
- No way. ( 絶対嫌だ/ありえない。 )
「way」には「やり方」「手段」「方法」という意味があり、「No way」を直訳すると「やり方がない」になります。
信じられないような嫌な目にあった時、「ウソでしょ」「まさか」「何言ってんだよ」「嫌だ!」と言いたいときに使えます。
スラング系のかっこいい英語
スラングの中には、結構かっこいいフレーズがたくさんあります。
一言二言のフレーズが多く、友達との会話やSNSでも使えます。
ただし、スラングは、使う場や相手を選ぶので要注意です。
- Neat! ( 素敵 !)
「きちんとした」「こぎれいな」というニュアンスで使います。
きちんと片付いた部屋や、こぎれいな服装をした人を褒めるのにぴったりです。
気の利いたプレゼントをされた時には、フレーズを使ってみてください。
- Pretty good!(良い/いい感じ ! )
「pretty」には、「結構」「まあまあ」という意味があり、カジュアルな響きのフレーズです。
「とても良い」まではいかないけれど、「いい感じ」「いいんじゃないの」というニュアンスですね。
- Awesome! ( すごく良い/最高! )
「awesome」は、「畏怖の念に満ちた」「うやうやしい」という意味です。
「畏怖の念」とはどんな念なのでしょうか?
辞書によると「恐ろしく畏まる心持ちのこと」とあるので、ちょっと神がったような凄さというイメージですね。
それが転じて、「すげえ!」「いいじゃん!」「イケてる」というニュアンスのスラングになりました。
アメリカではよく使われるフレーズですよ。
- Sick! ( やばい!(いい意味で) )
「sick」には、「病気の」「気味悪い」という意味があります。
若い人たちの間で使われるスラングでは、誉め言葉になっています。
日本語でも、若い人たちを中心に、カッコいいものを「やばっ!」と言いますよね。
英語と日本語で、同じような発想なのが面白いですね。
とはいえ、年齢層の高い人たちの間では、本来のネガティブな意味で捉えることが多いので、使う相手に注意が必要です。
- Cheers! ( ありがとう!)
気軽に使える「ありがとう」です。イギリス、オーストラリア、ニュージーランドでよく使われています。「ありがとう」と言われた返しである「どういたしまして」の意味にも使えます。
映画に出てくる言葉
最後は、映画に出てくるかっこいい言葉です。
登場人物と同じようなシチュエーションになることは少ないかもしれませんが、なりきって言ってみたい言葉です。
- After all, tomorrow is another day!(明日はまた別の日!)
「風と共に去りぬ」
映画のエンディングで、ヒロインのスカーレット・オハラが言う言葉です。
直訳は、「明日は今日とはまた別の日」になります。
ですが、この映画を見た後では、明日は今日とは違う日になるから、何度でもやり直せるという意味合いにも取れますよね。
- Here’s looking at you, kid.(君の瞳に乾杯。)
「カサブランカ」
映画の主役であるリックが、愛する彼女との日々を回想するシーンでのセリフです。
シャンパンを注いで乾杯する時セリフで、ちょっとキザな感じもしますが、言われたらロマンチックですよね。
- There’s no place like home.(やっぱり、家が一番。)
「オズの魔法使い」
主人公ドロシーのセリフです。
直訳だと、「家に勝るところなんてないわ。」になります。
原作の本からそのまま引用されたセリフです。
- To infinity and beyond!(無限の彼方へ!)
「トイ・ストーリー」
ディズニー映画です。
映画のクライマックスでの、主人公バズ・ライトイヤーのセリフです。
印象に残る一言ですよね。
- Hasta la vista, baby.( 地獄で会おうぜ、ベイビー。 )
「ターミネーター 」
実は、この「Hasta la vista」はスペイン語なんです。
「また会おう」という意味のスペイン語です。
この映画のおかげで、全米で通じる英語のフレーズになったのです。
- I’ll be back.(また戻ってくる。)
「ターミネーター」
シュワルツェネッガー演じるターミネーターが機能を停止させる直前に言う名セリフです。
立ち去る時とかに、風を切って言いたいですよね。
- I’m gonna make him an offer he can’t refuse.(彼が断れないようなオファーを出すんだよ。)
「ゴッドファーザー 」
マフィアのボスが、相手を脅すという意味合いで使った言葉です。
ビジネスの場面で、「断れないほどのいい条件を出す」という意味でも使えますよ。
- You can’t handle the truth!(お前は真実に耐えられないよ。)
「ア・フュー・グッドメン」
ジャック・ニコルソン演じるネイサン・R・ジェセップ大佐の言葉です。
何か事件が起きた時、真相を聞きたがっている人に釘を刺すのにもってこいです。
- May the force be with you.(フォースと共にあらんことを。)
「スターウォーズ 」
ジェダイ・マスター達が相手の健闘や無事を祈って交わす、挨拶のような言葉です。
「スターウォーズ」を象徴するような言葉で、この映画を見たことがない人でも、一度は聞いたことがある言葉ではないかと思います。
また、「the force」を「god」に置き換えて、「神のご加護がありますように」という使い方もできますよ。
- Don’t think. Feel!(考えるな、感じろ!)
「燃えよドラゴン 」
映画のセリフというよりは、ブルース・リー自身の言葉とされている名セリフです。
「燃えよドラゴン」を見た人は絶対にマネしたいと思う言葉ではないかと思います。
まとめ
この記事では、ちょっとかっこいい英語のフレーズをいくつか紹介しました。
日常使いのかっこいい英語
- Let’s have a break.
- Get a grip.
- Get over it.
- I like the way you think.
- After you.
- Go ahead.
- No way.
スラング系のかっこいい英語
- Neat !
- Pretty good !
- Awesome !
- Sick !
- Cheers !
映画に出てくる言葉
- After all, tomorrow is another day !
- Here’s looking at you, kid.
- There’s no place like home.
- To infinity and beyond !
- Hasta la vista, baby.
- I’ll be back.
- I’m gonna make him an offer he can’t refuse.
- You can’t handle the truth !
- May the force be with you.
- Don’t think. Feel !
こういう言葉は言ったもの勝ちです。
恥ずかしがらず、どんどん使っていきましょう。
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