英語力ないけど留学したい！おすすめの国・期間・事前準備は？

「留学にチャレンジしてみたい！」
「英語が話せなくても大丈夫なのかな？」

この記事を読んでいる方の中には、このように思っている方もいるのではないでしょうか？

留学と聞くと、ある程度英語が話せることや、英語が得意であることが必要だと思いがちですが、実際はそうでもありません。

英語初心者でも、「やってみたい！」という気持ちがあれば、誰でも留学できます。

この記事では、英語力がなくても留学ができること・メリット・デメリットを解説した後、おすすめの国と留学期間、やっておきたい事前準備を紹介します。

英語力がなくても留学できる

留学したいのに、「私には英語力がないから」とためらっている方はいませんか？

心配はいりません。近年では、
・留学前に英会話を練習できるコース
・留学先の語学学校に通うコース
・留学中のサポートが手厚いコース
など、自分に合った留学プランを立てやすい環境が整っているからです。

●おすすめの留学サイト●
留学ジャーナル：https://www.ryugaku.co.jp/object/
短期留学・大学留学・社会人留学など、目的に合わせて幅広い選択肢が用意されています。
留学中は、24時間対応の電話相談ができるので、サポートも手厚いです。

英検留学：https://www.eiken.or.jp/eiken/abroad/
皆さんご存知の「英検」の資格を取得すれば、留学資格を得ることができます。
オーストラリア留学に力を入れている留学サイトです。

むしろ、英語力がないからこそ得られるメリットがあります。

ここでは英語力なしで留学するメリットとデメリットを解説します。

メリット

英語力なしで留学するメリットは、ネイティブの発音・言い回しが身につきやすいことです。

日本で事前に勉強すると、発音に「日本語英語」みたいな癖が付いたり、教科書に載っている定型文のような言い回しを使いがちになってしまいます。

一度身につけた癖を直すのには時間がかかります。

しかし、「英語力なしで留学する」ことで、まっさらな状態でネイティブの英語を身につけることができます。

英語力がないことを強みに変えて、留学を前向きに考えてみてください！

デメリット

もちろん、英語力なしで留学するデメリットもあります。

それは、コミュニケーションを取るのが難しいということです。

特に、最初の数か月はかなり苦労します。

「耳が英語に慣れていないため、何を言っているのか聞き取れない」
「単語を知らないから、会話の内容がわからない」など．．．

予備知識がないと苦労する場面は多々あります。

しかし、不安な思いをすることが多い分、「会話ができた！」「言葉が聞き取れた！」など、自分の成長を感じる場面も多くなります。

留学中の苦労を自分の成長につなげましょう！

おすすめの国

留学先を選ぶときは、次のようなことを確認しておきましょう。

気候
留学の費用
治安
留学生へのサポートが充実しているか

現実的なことばかりですが、これらを押さえておくと、かなり充実した留学生活を送ることができます。

ここでは、英語力がない方でも安心な、おすすめの国を3つ紹介します。

ニュージーランド

自然豊かなニュージーランドは、酪農や農業が主要産業の酪農大国です。

穏やかな環境の中で、マイペースに勉強したい方におすすめの国です。

留学の候補地として挙げられる国の中では治安が良いので、英語に慣れていなくても安心です。

ニュージーランドに留学することで身につくのは、速いテンポの会話についていける英語力です。

「ニュージーランドの英語は世界一速い」と言われており、最初のうちは苦労します。

しかし、一度慣れてしまえば、他の地域の英語がゆっくりと聞こえるため、余裕をもってコミュニケーションが取れるようになります。

また、学生ビザでも働くことができるのも、メリットの一つです。

現地の人と話すことでさらに英語力が身につきますし、帰国後も海外で働いたという経験は、自身のキャリアアップにつながります。

オーストラリア

近代的な都市と豊かな自然が融合し、治安が良いオーストラリア。

日本でも人気の留学先の一つです。

オーストラリア留学のメリットは、留学生のサポートを国を挙げて行っていることです。

オーストラリアには、「ESOS法」という留学生の権利を保障する法律があり、安心して勉強できる環境が保障されています。

国を挙げて質の高い教育を推進しているので、じっくりと英語を学べる環境が整っています。

グレートバリアリーフやオペラハウスなど、国内に世界遺産が点在しているので、観光することもできます。

フィリピン

近年人気が出ている留学先がフィリピンです。

フィリピン留学のメリットは、マンツーマンレッスンが主流であることです。

一対一でじっくりとレッスンが受けられるので、英語の基礎を固めやすく、短期間で集中して英語力を身につけることができます。

また、物価が安いため留学費用を抑えることができます。

国内にはセブ島やバギオといったリゾート地があります。

「平日は勉強して、休日は海で思いっきり遊ぶ」という、メリハリのある留学生活を送ることができます！

近年留学先として人気上昇中ですが、フィリピンはまだまだ発展途上国です。

地域によっては治安が悪い所や、生活環境が整っていないこともあります。

フィリピン留学を計画するときは、どの都市に留学するか、しっかりと下調べをしておきましょう。

どのくらいの留学期間が良いのか

「英語力がない分、できるだけ長期留学して現地で勉強した方がいいのかな？」
「英語力なしで長期留学すると、かえってホームシックになりそうだし、短期留学の方がいいんじゃない？」

みなさんはどちらの考えに近いですか？

留学期間が１週間～１ヶ月だと、海外の生活に慣れるのに精一杯で、英語力が身につく前に帰国することになります。

ここでは、英語初心者におすすめの留学期間について目的別に解説します。

日常会話を身につけるには

日常会話を身につけるのにおすすめの留学期間は、３ヶ月～６ヶ月です。

留学して３ヶ月経つと、ようやく英語環境に慣れてきます。

始めは「会話のテンポが速くてついていけない！」と思っていた人も、相手が何を言っているのかわかるようになり、簡単な受け答えができるようになります。

会話の幅が広がり、日常生活に困らないぐらいの英語力が身につきます。

就職・ビジネスで活かすには

英語初心者が、就職やビジネスで活かせるぐらいの英語力を身につけるには、留学期間は１年以上必要です。

留学して８ヶ月過ぎたころから、英語を話すことに自信が持てるようになります。

周りと積極的にコミュニケーションが取れるようになるので、モチベーションも上がりますし、実力もぐんぐん伸びていきます。

国によりますが、留学生でもアルバイトができる国もあるので、さらに実用的な英語を学ぶことができます。

就職やビジネスを考えている方は、ぜひ長期留学も視野に入れてみてください。

留学前にやっておきたいこと5箇条

留学前にやっておきたいことは、次の5つです。

留学する目的を考える
なぜ留学しようと思ったのか、改めて考えてください。
「英語を身につけて、その後何がしたいのか」「なぜ海外生活を経験したいのか」
目的がはっきりしていると、留学している間に何をすればいいのか決めやすくなります。
充実した留学生活を送ってください！

留学先の情報収集
気候、治安、物価、サポートは手厚いかなど、安心して留学するために、どんな国・地域なのか、情報を集めておきましょう。
ここでは、今回紹介したニュージーランド、オーストラリア、フィリピンの情報を簡単にまとめました。
よろしければ参考にしてください。

	ニュージーランド	オーストラリア	フィリピン
気候	一日を通しての寒暖差が大きい。	日本と同じで四季がある。一年中紫外線が強いため、サングラス・日焼け止めを用意。	一年を通して暖かい。雨季はスコールに注意。
治安	良い	良い	地域によっては悪い。事前に調べておけば安心。
物価	日本より高い	日本より高い	日本より安い
サポート	学生ビザで働ける。生きた英語が身につく。	国を挙げて留学生をサポート。留学制度も充実している。	フィリピン専門の留学エージェントがある。

簡単な英会話は身につけておく
英語力がないからと言って、何もせずに留学するのは却って危険です。
病気やケガ、事故などのトラブルが発生した時に、ジェスチャーだけで乗り切るのは至難の業です。
旅行のガイドブックに載っているような表現や、中学生レベルの文法はマスターしておきましょう。

健康診断を受けておく
もし留学先で病気に罹ったら、医療費が高額になるかもしれません。
もちろん、ケガや病気のときは保険が適応されるはずですが、日本を出る前に一度診断を受けておきましょう。
その他、歯医者や各種伝染病の予防接種など、現地で健康に過ごせるように対策をしておきましょう。

体力づくり
留学は、最初が大変です。
慣れない英会話・外国の生活に対応するため、寝るとき以外は頭をフル回転させる状況が続きます。
食生活がガラッと変わることも多いので、胃もたれすることが少なくありません。
特に最初の１ヶ月は体力勝負という面もあります。
一番キツイ時期を乗り越えられるよう、体力をつけておきましょう。
その先には楽しい留学生活が待っています！