英語力ないけどCAになりたい!夢を叶えるための第1歩とは?

CAには、「飛行機に乗って国内・海外を飛び回る華やかな職業」というイメージがありますよね。

この記事を読んでいる方は、CAになりたい、もしくは興味がある方が多いのではないでしょうか?

CAは少し特殊な職業なので、採用試験で求められることは、一般企業と異なります。

英語力を一般企業以上に求められることもそのうちの一つです。

ですが、英語に苦手意識を持っている方は少なからずいると思います。

今回は「CAになりたいけど、英語力がないから不安だな。」と思っている方向けに、CAの就職事情、英語対策におすすめの講座・スクールを紹介します。

ぜひ最後まで読んでみてください!

英語ができなくてもCA試験は受験できる

「CAの採用試験って、TOEICのスコアが600点以上ないと受験できないんでしょ?」

ネット上ではよく聞く話なので、このように思っている方は意外と多いです。

確かに中途採用の場合は、応募資格の中にTOEICのスコアが指定されています。

しかし、新卒採用の場合、ANAの採用情報を見てみると、「TOEICのスコア600点以上の方は、英語試験を免除します。」と書いてあります。
ANA採用情報はこちら:https://www.anahd.co.jp/group/recruit/ana-recruit/

英語ができると採用試験を一部免除されることはありますが、英語力がないから採用試験を受けられないわけではありません。

CAになりたい方は、全員採用試験を受けることができるのです。

ここではCAの採用試験について解説します。

エントリーシート

CAの採用試験に応募するときは、エントリーシートを提出します。

住所や電話番号など履歴書に書く内容と、企業側からの質問の答えを記入します。

質問の内容は、ほとんど一般企業と変わりませんが、一部CAならではの質問があります。

エントリーシートで聞かれる主な質問は次の通りです。

  • ゼミ・サークルなどの学校生活
  • 趣味・特技
  • 英語関係の資格
  • 英語以外の言語も話せるか
  • あなたがこれまで力を注いできたこと・そこから何を学んだのか
  • CAとして実現したいこと

言語関係の質問があるのはCAならではです。

英語が苦手な方は、ここで不利になるのではないかと不安に思ったかもしれませんが、心配いりません。

企業側は、あくまでも参考程度に情報を集めているだけです。

自分の良いところ、その企業で働きたいことを伝えることができれば大丈夫です!

また、エントリーシート以外に動画の提出を求められることがあります。

これは、写真やエントリーシートでは伝わらない、雰囲気や表情を知るために行われています。

企業側から与えられたテーマについて、制限時間以内に話さなければなりませんし、動画写りも意識することになります。

こちらもしっかり対策・事前準備をしておきましょう。

面接

企業によっては、個人面接と集団面接の両方を受けることもあります。

使う言語も日本語ではなく、英語である企業もあります。

企業ごとに違いがあるので、募集要項・試験の案内はしっかり確認しましょう。

聞かれる内容は一般企業と変わりません。

  • 学生生活で頑張ったこと
  • 自分の長所と短所
  • 趣味・特技
  • 入社したらどんなことを頑張りたいか
  • 接客をするとき、どのようなことを気をつけたいか

このとき、一問一答のように、「学生生活で頑張ったことは何ですか?」「私が頑張ったことは○○です!」だけで終わらないように気をつけましょう。

面接官の方が興味を持って、さらに質問を返してくれるような回答を意識してください。

学校のキャリアセンターや地域のハローワークなど、無料で面接対策をしてくれるところはたくさんあるので、ぜひ利用してください!

その他の試験

CAになるには、エントリーシートと面接以外にも、受けなければならない試験・検査があります。

  • 適性試験

その企業と相性は良いか、CAに適しているかなどを確認する試験です。

学力検査と性格検査の2種類を行います。

よく耳にするのは、SPI試験です。

学力検査では、国語・数学・英語の基礎学力や、社会人として知っておきたい一般常識が出題されます。

難易度は大学受験ほど難しくはありませんが、設問ごとに制限時間が決まっているものが多く、時間配分が重要になってきます。

問題集を解いたり、新聞・ニュースを確認したりして、対策しておけば大丈夫です。

性格検査では、主に個人の人間性を測ります。

企業とのミスマッチを防ぐために、たくさんの質問を通して、考え方や価値観を測定します。

回答には一貫性を持たせること、時間内に回答し終えること、極端な回答を避けることを意識してください。

  • 英語試験

適性試験でも英語の問題を解いたと思いますが、こちらは英語特化型の試験です。

この試験は、資格を取得することで、「TOEIC600点以上取得している者は受験しなくて良い」というように、免除されることもあります。

どのような問題が出題されるかは公開されておらず、詳しいことはわかりません。

ですが、TOEIC600点以上のレベルが求められることは確かです。

就活生の中には、「一般企業の採用試験にも使えるし、CAの英語試験が免除されて一石二鳥だから、TOEIC600点以上取っておこう!」という方もいるようです。

ご自身の就活スタイルに合わせて対策してはいかがでしょうか?

  • 健康診断・体力測定

CAは体力勝負の職業でもあります。

フライト中はほぼ立ちっぱなしです。

有事の際、体調を崩して冷静な対応が取れなかったら、乗客の命にかかわります。

呼吸器や脊髄、循環器系が航空機業務に支障がなく、体力があって、心身ともに健康でなければなりません。

血液検査・レントゲンなど、今まで受けてきた健康診断よりも細かく検査することになります。

試験対策の勉強や面接練習と合わせて、体力づくりもしておきましょう。

入社してからは英語が必要

実際に入社したら英語は必須になります。

国際線はもちろん、国内線も海外からのビジネスマン・観光客が増えているので、英語ができることはCAにとって当たり前のことになっています。

自分で勉強することはもちろん、先輩CAに教わったり業務を通して学んだりして、英語力を磨き続けることが求められます。

ですが、新人CAが覚えなければならないことは、英語以外にもたくさんありますよね。

入社前にできるだけ英語を克服していれば、入社後は接客や緊急時の対応など、他の業務を覚えることに意識を割くことができます。

良いスタートダッシュを切るためにも、採用試験の対策や入社前に英語力は身につけておいた方が良いでしょう。

英語対策におすすめのスクール

「CAの採用試験のために色々対策しないといけないのに!」
「英語対策だけに時間を割くことなんてできないよ。」

CAになるためには、エントリーシートや面接など、英語以外のことも乗り越えなければならないですよね。

ここでは、やることが多くて困っている方におすすめのスクールを2つ紹介します。

相談会や体験講座もあるので、まずはどんな感じなのか試してみてはいかがでしょうか?

VIC

国内外の航空会社に合格者を多数輩出してる、CAの予備校です。

全国の大学生協と提携しているので、学生さんも安心です。

札幌・仙台・東京・名古屋・京都・大阪・福岡・沖縄 の全国8か所に校舎があります。

全国の大学で出張講座を行っているので、上の8か所に含まれていなかった地域の学生さんも、一度 VIC公式ホームページや学校のキャリアセンターを確認してみてください。

高校を卒業している方なら、学生・社会人問わず誰でも入学することができます。

社会人コース・大学生コース・短大併修の3コースがあり、自分の生活スタイルに合わせて受講することができます。

受講期間は6ヶ月・72レッスンで、その後無料再受講期間があります。

大学生は大学卒業まで、社会人は3ヵ月間、改めて72レッスンを受講することができます。

授業以外にも、履歴書・エントリーシートの添削を行っており、サポートも手厚いです。

公式ホームページには、航空会社の採用情報も掲載されています。

公式ホームページはこちら:https://www.v-vic.com/index.html

CA English

こちらは女性専用、CAの英語対策特化型のスクールです。

受講できるのは、東京・福岡のどちらかになります。

TOEICコース・英検コース・英会話コースの3つのコースがあり、自分が強化したいところを重点的に勉強することができます。

英会話コースでは、CAの採用試験でほぼ必須の、英語面接の対策があります。

公開試験にタイミングを合わせて通ったり、それぞれのライフスタイルに合わせて受講スケジュールを組むことが可能です。

授業の内容に合わせて2~10人の少人数のクラスなので、一人ひとりじっくり指導を受けることができます。

公式ホームページはこちら:https://ca-concierge.net/english/

まとめ

今回は、まず始めにCAの採用試験について解説しました。

CAの採用試験には、次のような試験・検査があります。

  • エントリーシート
  • 面接
  • 適性検査
  • 英語試験
  • 健康診断・体力測定

英語ができると一部の試験が免除されることがありますが、英語が苦手な方でも、採用試験を受けることができます。

ですが、入社後は英語が必要になるので、可能な限り克服しておきましょう。

CAを目指す方におすすめの講座・スクールはこちらです。

  • VIC (CAの採用試験対策全般)
  • CA English (英語特化型)

CAの倍率は高く、狭き門と言われていますが、対策をしていれば必ず乗り越えることができます!

対策することが多くて大変だと思いますが、最後まで諦めずに頑張ってください!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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