国際社会になり将来のために英語学習をしている方も多いと思います。
参考書を見たり、問題集をやったりも良いですが、楽しく英語学習できたら嬉しいですよね。
そんな人にオススメなのが、歌を歌って英語学習する方法です。
といっても実際、歌を歌って英語学習なんてどうしたらいいのか、迷ってしまう人もいるかもしれません。
そんな人達にオススメの方法を紹介しましょう。
英語の曲が英語学習にオススメな理由
オススメ曲を紹介する前に、まずは、英語の曲が英語学習にオススメな理由を説明しましょう。
本などの活字による勉強法とは異なり、歌による勉強は音声です。
お手本になる曲を聞くことで、発音のお手本にもなります。
そして、英会話にはリズムが大切なのですが、歌うことでそれを学ぶことができます。
リンキングといった、単語と単語がつながって発音されるケースも、自然に身に付きます。
高校時代の友人の一人に、洋楽スキの子がいたのですが、その子は、文法とか構文はチンプンカンプンでしたが、発音がキレイで会話はペラペラでした。
あと、最大のおススメポイントは、アウトプットが簡単にできることです。
カラオケに行けば、洋楽がたくさん揃っています。
洋楽を歌いこなせればカッコイイですし、英語も上達しますし、一石二鳥です。
英語学習のための曲選びのポイント
次に、英語学習のための曲選びのポイントを説明しましょう。
CMとかで流れていて、なんか気になる曲や、何となく歌詞を覚えてしまっているような有名な曲がおススメです。
YouTubeなどの動画サイトをチェックするのもオススメです。
学校の教材として利用するのであれば、英語表現とか発音の訛りなども気にした方が良いかもしれませんが、個人で英語学習するのであれば、好きな曲でするのが一番です。
下記に具体的に、英語学習にオススメの曲を解説していきます。
①マザーグース
英語学習に英語の曲を歌うと言っても、英語に苦手意識がある人や、英語が苦手な人としては、困ってしまかもしれません。
英語の曲なんて歌えないし無理だと思う人は、キッズソングがオススメです。
例えば、「ABCの歌」はどうでしょう。
「ABCD~」とアルファベットの並びを歌う曲で、まずはこの曲からという曲です。
また、「Head Shoulders Knees & Toes」はどうでしょう。
日本語では、「頭、肩、膝、ポン~」となる曲です。
歌いながら、体のパーツをタッチするようにすれば、単語も覚えられる一石二鳥の曲です。
「One Little Finger」もオススメですが、こちらは、動作を表現するフレーズも一緒に覚えられます。
あと、キッズソングでオススメなのが、マザーグースです。
マザーグースとは何かというと、イギリスに古くから伝わる童謡の総称です。
英語のリズムや音韻などがたくさん使われた曲が多いので、英語学習にオススメなのです。
マザーグースは、多くの文化人に影響を与えたと言われており、国際人としての教養の一つなのもオススメポイントです。
②ディズニーソング
ディズニーといえば、子どもから大人まで老若男女が楽しめます。
映画の曲なので、感情の機微がストレートに表現されていたり、歌詞のメッセージが伝わりやすかったりします。
曲の雰囲気もつかみやすいです。
表現も英語学習者にもわかりやすいものが多いのもオススメポイントです。
そんなディズニーソングの中でも、英語学習にオススメなのが以下です
Let It Go
「アナと雪の女王」の主題歌です。
社会現象になるほどヒットした映画なので、カラオケなどで歌った人も多いでしょう。
日本語の歌詞も有名ですので、歌詞の内容も分かります。
実際には、かなり演出された和訳と言われていますが、問題ありません。
Part of Your World
「リトル・マーメイド」の曲です。
全体的にゆったりでリズムが取りやすい曲です。
音程的にも歌いやすい曲です。
カジュアルなフレーズがたくさん使われています。
他にも下記のような曲もオススメです。
- 「I See The Light」(「塔の上のラプンツェル」)
- 「When She Loved Me」(「トイ・ストーリー2」)
- 「A Whole New World」(「アラジン」)
- 「Beauty And The Beast」(「美女と野獣」)
③カーペンターズ
筆者が学生の時、英語教師に勧められたのはカーペンターズの曲です。
カーペンターズの曲は、発音がきれいで聞き取りやすいというのがその理由でした。
スラングも少なく、わかりやすい英語が使われています。
難しい単語もあまり使われてませんし、中学生の英語の教科書に出てくるレベルのフレーズや言い回しもたくさん使われています。
カーペンターズの曲は、英語学習の初心者にもオススメです。
英語学習には、「トップ・オブ・ザ・ワールド」や「イエスタデイ・ワンス・モア」といった曲がオススメです。
④クィーン
クィーンとは、イギリスの伝説のロックバンドです。
大ヒット映画「ボヘミアン・ラプソディ」でも知られているバンドです。
クィーンの曲は、映画やドラマやCMなどに多く使われているので、知らず知らずのうちに聞いたことがある曲も多いはずです。
英語学習では、聞いたことがある曲を繰り返し聞くのが効果的なので、クィーンの曲がおススメなのです。
具体的な曲名を挙げると、「I was born to love you」はドラマでおなじみですし、「We are the Champions」はスポーツ番組でよく流れています。
「ボヘミアン・ラプソディ」を見た方は、映画の中で使われた曲の中から、気になるものを選ぶのもオススメです。
英語学習をワンランクアップさせたいなら
英語の曲を歌って英語学習をするのであれば、好きな曲を何度も聞き、一緒に歌うだけでも十分な効果があります。
ここでは、さらにワンランクアップさせたい人にオススメのコツを紹介します。
それは、英語の歌詞とその日本語訳を見比べることです。
英語を見て、日本語の意味を掴む練習をします。
日本語訳を持っていなくても、インターネットを検索すれば探すことができます。
そして、歌えるようになるまで繰り返し聞きます。
まずは1曲習得し、2曲目3曲目とレパートリーを増やしていくうちに、英語の力もどんどんアップしていきます。
まとめ
楽しく英語学習したいと思うのであれば、英語の曲を歌うのがおススメです。
リスニング力を鍛えることができますし、単語やフレーズも楽しみながら覚えることができます。
好きな歌手の曲を歌うのもオススメですし、よく耳にする曲を選ぶのもオススメです。
特に好きな曲がない人は、上記で紹介した曲の中から選んでみてください。
1曲マスターすれば、英語学習がさらに楽しくなるはずです。
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