社会人になってから、英語を使う機会が増えた人も多いかと思います。
海外で活躍したいと思い、英語が話せるようになりたいと思っている人もいるかもしれません。
とはいえ、社会人は、毎日仕事が忙しくて勉強する時間を確保するのが難しいですよね。
そんな社会人でも英語が話せるようになるには、どうしたら良いのでしょうか?
この記事では、社会人でも英語が話せるようになる方法について説明したいと思います。
英語習得に必要な勉強時間は2,200時間
アメリカ国務省付属の外国語研修機関であるFSI(Foreign Service Institute)が行った調査結果によると、母国語として日本語を話す人が英語を習得するためには2,200時間の勉強が必要だと言われています。
かなり長い時間ですよね。
とはいえ、私たち日本人は、中学・高校での英語の授業において約1200時間勉強時間をかけているので、残り時間は1000時間です。
そして、この時間は、机の上の勉強の時間だけではありません。
「英語に触れている時間」であればカウントして大丈夫です。
通勤時間が片道1時間あるとすれば、行き帰りの電車の中で Podcast やYouTubeで英語の音源を聞けば、2時間が確保できるでしょう。
毎日30分間オンライン英会話のレッスンをして、前後数分間を予習と復習に使えば、一時間くらいは確保できるかもしれません。
もしくは、お昼休みにちょっと英語の勉強をすれば、15分くらいは確保できるかもしれません。
社会人は忙しくて時間がないので、少しずつでも時間を確保することが大事です。
社会人が英語を勉強する心構え
隙間時間や細切れ時間に勉強
学生と違ってまとまった勉強時間が確保しにくい社会人は、隙間時間や細切れ時間に勉強するのがコツです。
まとまった時間に勉強しないと学習効率が悪いのでは…と思う人もいるかもしれません。
しかし、実際には、短い時間を活用して勉強した方が効率良いのです。
長時間勉強しても、ついつい中だるみしてしまいますよね。
短時間であれば、中だるみすることなく最初と最後の集中タイムが頻繁に訪れることになります。
特に暗記系の学習には短時間の学習の方が効率的です。
また、効率的な勉強法を考えるのもオススメです。
例えば、入浴中に、防水の音源で英語を聞いたり、お風呂専用の本で勉強したりはどうでしょう。
鏡に単語を貼って、歯磨き中に勉強するのも良いかもしれません。
繰り返しの勉強が大事
英語は、シンプルに繰り返し勉強することが必要です。
何度も何度も繰り返します。
学生時代に体育会系の部活に入っていた人であれば、スポーツの上達をイメージすると良いかもしれません。
毎日毎日、基礎練習とかしてましたよね。
英語も同じです。
例えば、英単語を覚えるには、12回その単語に触れる必要があるというデータがあります。
もちろん、見ただけで一発で覚えてしまう人もいますが、大半の人は何度も何度も繰り返してやっと覚えます。
また、使ったことのない英語は、会話として口から出ることはありえません。
繰り返し勉強することで、話せるようになる日がやってきます。
使ったことのない英語は、会話として口から出ることはありえません。
繰り返し勉強し英語回路ができれば、話せるようになる日がやってきます。
使ったことのない英語は、会話として口から出ることはありえません。
繰り返し勉強し英語回路ができれば、話せるようになる日がやってきます。
完璧に覚えるのではなく、話しながら身に付ける
日本人は完璧主義の人が多いです。
英文法を完璧にしてから話す練習をしようとか、英単語集の単語を全部覚えてから英会話を練習しようとか思っている人も少なくないでしょう。
人間は忘れる生き物なので、覚えた側から忘れてしまうので効率が悪いですし、なかなか進歩しないのでつまらないですよね。
英会話を話しながら覚える方が、使える英語として身につくのです。
意志ではなく環境
社会人になって英語の勉強をはじめ、挫折して経験のある人は少なくないでしょう。
それは、意志が弱かったからダメだったのでしょうか?
社会人になれば、仕事やプライベートに忙しいことも多いので、英語の勉強の時間を確保するのが厳しいこともあるでしょう。
もう少し意志が強ければ…と思うよりは、環境を整えるのがオススメです。
英語の勉強ができる環境を整えましょう。
例えば、オンライン英会話を活用したり、英語コーチングに申し込むなどはいかかがでしょうか?
具体的な勉強法
では、英語が話せるようになりたい社会人にオススメの勉強法を具体的に紹介していきましょう。
中学校で習う文法のおさらい
日常的な英会話は、中学生レベルの英語で十分だという話を聴いたことはありませんか?
私自身、初めてその話を聞いた時には「嘘だろう」と思いましたが、中学英語だけで問題ありません。
中学時代の教科書や参考書を探し出してください。
そして、おさらいをしましょう。
中一の最初の頃の簡単すぎるところは、どんどん飛ばして進めます。
完璧に覚える必要はありません。
思い出す程度で大丈夫です。
英語で動画を見る
DVDやYouTubeなどで、英語のドラマや映画を見ます。
動画配信サービスも充実していますので、そちらを利用しても良いでしょう。
好きな俳優さんが出ている映画や興味のあるドラマで大丈夫です。
できれば、字幕付きがオススメです。
最初のうちは全然聞き取れないかもしれませんが、何度も繰り返し見ているうちに聞き取れるようになっていきます。
【主要な動画配信サービス】
- Hulu
- Netflix
- Disney+
- U-NEXT
- Amazon prime video
オンライン英会話を利用する
通常の英会話教室とは異なり、オンライン英会話は自分のスケジュールに合わせて勉強できますので、忙しい会社員にオススメです。
お昼休みの数分間を利用してオンライン英会話している人も多いですよ。
逆に、オンライン英会話を始めることで、英語の勉強する時間を作り出そうとするとも言えます。
例えば、できるだけ残業を切り上げて帰宅するとか、同僚との飲み会をキャンセルするとかすることで、時間を作るようになります。
まとめ
この記事では、英語を話せるようになりたい社会人に対して、英語の勉強をするのが難しい理由と社会人にオススメの勉強法について説明しました。
社会人が英語の勉強をする時の最大の問題点は、時間がないことです。
英語を取得するまでにはある程度の勉強時間が必要です。
社会人は仕事が最優先になりがちなので、その時間にいかに効率的に学ぶかがポイントです。
隙間時間や細切れ時間を利用し、勉強する環境を整える必要があるでしょう。
具体的な勉強法
- 中学校で習う文法のおさらい
- 英語で動画を見る
- オンライン英会話を利用する
社会人だって、工夫次第で英語を話せるようになります。
応援してます。
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