weblio英会話体験記!高品質で低価格って本当?

Weblioといえば、オンラインの英和・和英辞典を思いつく人も多いのではないでしょうか。

実は、Weblioのサービスは、語い力診断、TOEIC練習問題、学校向け英会話・企業向け英会話など多岐にわたります。

その中の一つが、オンライン英会話です。
質の高い授業に対して、格安の授業料が魅力とのこと。

果たして、weblio英会話の授業は本当に高品質なのか?
無料体験だけでなく、有料体験もして検証してみましたので、ご覧ください!


 

レッスンを受けるにあたって

教材の選び方

レッスンを受ける時は、教材を指定しなければなりません。
教材を選ばずにレッスンに臨んだ場合は、フリートークになるか、先生が教材を選んでくれるので心配ありません。
しかし、自分のニーズやレベルに合った教材を指定して、レッスンを受けると、より英語力アップが望めます。

どんな教材を選ぶか迷った方は、PCやスマホで簡単に最適な教材が分かる、「おすすめ教材診断」を使ってみましょう。

「おすすめ教材診断」では、まず「日常会話ができるようになりたい」「ビジネス英語ができるようになりたい」「英語資格を取りたい」「リスニングを鍛えたい」「スピーキングを鍛えたい」などの、全部で9つの中から、学習の目的を選びます。

次に、現時点での英語レベル(「入門」「初級」「中級」「上級」)を選びます(各レベルの定義も併記されています)。

私は、目的として「スピーキングを強化したい」、英語レベルは「中級」を選んだところ、「テーマトーク(中級)」と「ニュース教材(中級)」を勧められました。

この診断は何度でもやり直せるので、「今日はリスニングを強化しようかな」などのニーズにも応えてくれます。

講師の選び方

レッスンを受ける時は、当然ながら講師を選ばなければなりません。
講師を選ぶ画面では、他社スクールのように講師の5段階評価が見られたり、授業回数が見られたりということはありませんでした。

困ったことに、weblio英会話ではレッスンをすっぽかす先生がたまにいるみたいなんですね。
私もレッスンを5回受けましたが、1度無断欠席されてしまいました。
まあ、運営側が1回プラスして補償してくれたので、むしろ得したと考えてもいいのかもしれませんが。

でも、レッスンをすっぽかされると、せっかくこちらがレッスンのために作った時間がムダになってしまいますし、できれば避けたいですよね。

そこで、講師を選ぶ時は「講師一覧」から選びましょう。講師が人気順に表示されます。
その中から、口コミの良い講師を日時に余裕をもって選ぶのが理想的です。
レッスン直前に講師を選ぼうとすると、人気講師の予約は埋まってしまっていることが多いので注意しましょう。

でも、オンライン英会話はスキマ時間を利用したいですよね。
「あっ、今時間とれるな」という時に予約するとなると、予約がレッスン直前になってしまうこともあるでしょう。

そういった場合の講師選びのコツは、デフォルトで表示される「時間帯から予約」を利用しないことです。
面倒でも、「講師から予約」を利用して、ある程度予約が埋まっている講師を選びましょう。
「その講師を気に入って、先の日程まで予約をおさえている人がいる」ことを意味するからです。

これで、レッスンをすっぽかす「ハズレ」の講師に当たる確率はぐっと減ります。

オススメ教材の予約の仕方

weblio英会話の教材としてオススメなのは、ニュース教材です。
よそのスクールで聞いた話ですが、自分が興味のある記事を読んで、それについてディスカッションするのは、第二言語習得理論的に最も良い単語学習になるんだとか。

レッスン予約の選択画面からでは、限られたニュース教材しか選べません。
しかし、weblio英会話では豊富なニュース教材が日々追加されています。
最新のニュース教材や、好みのニュース教材を授業に使うには「レッスン確認・報告」から、講師に向けてのメッセージで教材のURLを送る必要があります 。

「I would like to use this article for today’s lesson.(私はこの記事を今日のレッスンで使いたいです)」などと書き添えて、興味のある記事のURLをコピペしましょう。

少し「めんどくさいな……」と思われるかもしれませんが、オススメです。

レッスンを受けてみて

教材の選択肢は少ない

選べる教材の選択肢は、「フリートーク」と「テスト」を含めても、「レベル別英会話」「文法」「ビジネス英会話(レベル別・テーマ別)」「日常英会話」「テーマトーク」「ニュース」「テスト」などの合計10科目しかありません。

これはオンライン英会話スクールの教材としては、かなり少ないと思います。

「英会話を覚えるならこれで十分でしょ」というところなのかもしれませんが、高品質なレッスンをうたうなら、TOEIC対策や英検対策をオンライン英会話でも対応してはどうかと思いました。

そのため、私はニュース教材しか利用する気になれませんでした。
ニュース教材は、スムーズにディスカッションに導いてくれる構成になっていて、割と良質だったと思います。

質の良いレッスン

私は、主にコロナ禍についてのニュース教材を使って、ディスカッションを行ってきました。

すべてのレッスンで、実りあるディスカッションをすることができ、かつ、やさしく励ましてくれる先生ばかりだったので、楽しくレッスンを受けることができました。
私の言い間違えや、知らない単語は、即座にチャットボックスに打ち込んでもらえたので、とても勉強になりました。

また、weblio英会話独自のレッスンルームの通信状況がよかったです。
私はいつも、独自システムのレッスンルームを使うスクールは、通信状況の悪さにイライラして受講を断念してきた経験があります。
weblio英会話のレッスンルームは比較的使いやすいし、つながりやすかったです。

授業で思い出深かったのは、私はずっと「中級」の教材を使っていたのですが、「あなたなら『上級』を使ってもいいと思うから試してみて」と励ましてくれた先生がいたこと。

また、「あなたが研究者だって聞いて、すごく興味がわいたから、いろいろ聞いていい?」と言われ、楽しい雑談に花が咲いたこと。

授業をすっぽかされた時は「また先生が来なかったらどうしよう……」「受講するのが怖い……」と思いましたが、その後の楽しい体験でそんな思いは消えてなくなりました。

まとめ

weblio英会話のレッスンは、確かに、質の高い先生による、実りあるものでした。
教材の質も、ニュース教材に関しては、スムーズにディスカッションに導いてくれる確かなものでした。

その反面、授業を無断で欠席する先生がいたりするのは、やはり授業料の安いスクールだから仕方ないのかなあ、と思いました。
教材も、全体としてもっと充実させる余地を感じました。

「低価格」なのは間違いないですが、「高品質」をうたうには、まだまだのスクールではないかと思いました。

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