まだ間に合う!1ヶ月でTOEICスコアを上げる勉強法!

就職時に、「TOEIC700点以上」などと条件があって、入りたい企業を諦めた経験はありませんか?
あるいは、今現在就職している企業から、TOEICのスコアアップを求められたことは?
「転職したいけど、TOEICのスコアが足りない……」なんて悩まれた方もいるかもしれませんね。

日本企業で、英語力の指標としてTOEICのスコアを重視するところは多いです。
でも、忙しい社会人には、そうそう英語を勉強する時間なんてとれません。

そこで、この記事では、効率的にTOEICのスコアを上げる方法を伝授します。
私は、TOEIC600点台くらいの実力しかなかった時に、この勉強法で860点を叩き出しました。ぜひ参考にしてみてください。

TOEICとは

この記事でいうTOEICとは、TOEIC L & R(Listening and Reading)テストを指します。リスニングと読解力を問うテストです。TOEICには、S & W(Speaking and Writing)テストもあるのですが、日本企業で必要とされるのは、なぜか圧倒的にListening and Readingテストの方です。

TOEICの設問は、Part1からPart7までであり、リスニングが45分、リーディングが75分の計120分のテストです。

Part1からPart4まではリスニング、Part5からPart7まではリーディングです。
公式サイトによるサンプル問題はこちらです。

リスニングセクション

  • Part1

1枚の写真が提示され、それについてAからDまで、4つの文が流れます。
最もよく写真を説明している文を選ぶことになります。

  • Part2

問題文には何も書かれていません。まず問題文が読み上げられ、それに対する正しい回答を選びます。Part2はAからCの3択です。

  • Part3

2人または3人の会話が流れます。それについての質問は、すでに問題用紙に印刷されています。会話を聞き終わったあとにそれぞれの質問について、正しい回答をA~Dの中から選びます。

  • Part4

1人の人物が何かをアナウンスする音声が流れます。 それについての質問は、すでに問題用紙に印刷されています。アナウンスを聞き終わったあとにそれぞれの質問について、正しい回答をA~Dの中から選びます。

リーディングセクション

  • Part5

短い文章のどこか1箇所に空欄があります。そこに当てはまる適切な表現をA~Dから選びます。

  • Part6

Part5と同じく穴埋め問題ですが、E-mailや手紙文など、やや長い文章の穴埋めになります。 空欄に当てはまる適切な表現をA~Dから選びます。

  • Part7

提示された文章の内容に関する理解を問う問題です。文章の内容に合った回答を、A~Dから選びます。

いかがだったでしょうか。初級者~中級者の方は、「そんな難しいテスト、ムリ!」と思われたかもしれませんね。
大丈夫です。冒頭で言ったとおり、この記事は、英語にあまり自信のない人向けです。
簡単な道ではありませんが、この方法で頑張れば結果がついてくる!ということは私が立証済みですので、安心してご覧ください。

効果的な学習法

大前提: 基本的な文法と単語をおさえる

文法と単語をおさえるのは基本中の基本です。時間があるなら、

英語の勉強のやり方が分からない人へ!英語マスター法完全ガイド!
英語の勉強は何から始める?初心者がまず使うべきオススメ参考書10選

以上の記事で紹介したような、文法書・単語帳を使って、真正面から勉強することをオススメします。

でも、今回はそんな時間がない人向けに、この2冊をオススメします。

この記事でゴリ押ししていきたいのが、この「特急」シリーズです。
2冊めの通称「金フレ」はあまりにも有名ですが、他の本もハズレがありません。
正直私のTOEICスコア860点達成は、8割方「特急」シリーズのおかげと言っても過言ではありません。

Part1~4(リスニングパート)

「特急」シリーズでは、「パート1・2」対策の本が4冊、「パート3・4」対策の本が5冊出ています。
初心者向けと一般向けがあるので、自分にあったレベルを選びましょう。
私は、以下の問題集を購入しました。

これらの問題集を徹底的に攻略しましょう。

ここで一番してはいけないのが、問題を1度解いて、答えを見て、満足してしまうことです。これではいつまで経っても力は付きません

せっかく参考書を買ったのですから、とことん使い切りましょう。リスニングトレーニングとして有効なのが、ディクテーションシャドーイングです。

ディクテーションとは、聞こえてきた音声の書き取りです。
シャドーイングとは、聞こえて切った音声に、影(シャドー)がついていくように、後についてしゃべる手法です。

それぞれの問題文・回答(Part1なら、誤答3文も)について、完璧にディクテーションもシャドーイングもできるようになったら、次の問題に進みましょう。

ここまですると、リスニング力は劇的に上がります。リスニングが伸び悩んでいる方は、この方法を徹底してみてください。

Part5~7(リーディングパート)

勉強の方法ですが、Part5は、「大前提」で書いた、「文法力・語い力」がついていれば、特別な練習は必要ありません。
Part6は、Part5とPart7を混ぜたような作りになっています。

そのため、私は、「Part5対策」の本は特に買わず、さきほどご紹介した「1駅1題 新TOEIC TEST文法特急」と「金フレ」の知識、それに加えて、「新TOEIC TEST 文法特急2 急所アタック編」で知識を学ぶにとどめました。

「Part6対策」も特にせず、以下の問題集で徹底的に長文を勉強することで、Part6対策とPart7対策を兼ねました。

長文の勉強法ですが、こちらでも、リスニングパートと同じように、1つの問題を徹底的に精読することをオススメします。たくさんの問題を1度ずつだけ解いて満足していては、いつまで経っても読解力は身につきません。

問題文を、構文や使われている語いに至るまで、徹底的に読み込んでから、次の問題に進むことを繰り返してください。

本番前はとにかく予想問題を解きまくる

TOEICにかかわらず、どんなテストにも言えることですが、本番を見据えた演習は大事です。なぜなら、TOEICは全120分の過酷なテストだからです。
そのため、事前に何度も演習し、問題を解ききる体力を確保してから、実戦に望んでください。

どんな問題集でもいいですが、いくつか模擬試験をこなしてみてください。
しかし、ここで注意です!
1つや2つのテストで自己採点の点数が悪かったからといって落ち込まないようにしてください。

市販の問題集の難易度には、かなりバラツキがあります。そのため、「たまたま変なのに当たったんだ」くらいに捉えておくとよいでしょう。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。私はとにかく「特急」シリーズを聴き込む・読み込むことでTOEICスコアを上げました。
この記事では、特に以下の問題集をオススメしました。

TOEICの問題は、文法や語いの使い回しも多いらしいので、「特急」シリーズの問題は、またTOEICに出る可能性が高いものが集められています。

あなたのTOEICスコアアップの一助になるようお祈りしております。

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