皆さんは英語で「今日は僕がおごるよ!」と言えますか?
海外旅行で英語をよく使うシーンの一つといえば「食事シーン」です。
今回は、ネイティブが使う食事シーンでの英語フレーズを集めてみました。
どのフレーズも教科書に載っていないような、超ローカルフレーズばかりです!
これらをマスターすれば、ネイティブに近づけること間違いなし!
【この記事はこんな人におすすめ!】
- 海外のレストランで流暢に英語が話せるようになりたい人
- 教科書には載っていないような、スラング表現を覚えたい人
- ネイティブっぽい英語表現を食事シーンで使いたい人
食事シーンの英語表現一覧
Grab a bite(軽い食事)
「grab」は「さっと何かをつかむ」という意味で、「bite」は「噛む」という意味があります。これらを組み合わせると、「軽食をとる」という意味になります。
(例)Why don’t we grab a bite to eat?(軽く食事しませんか?)
Go halfers(割り勘する)
これはレストランの会計のシーンなどでよくネイティブが使う表現です。「half(半分)」に「er」がついた造語ですが、これで「折半する」、「割り勘する」という意味になります。
(例)Let’s go halfers today.(今日は割り勘しよう。)
Pig out(食べすぎる)
「pig(ブタ)」という単語で連想できるかもしれませんね(笑)。これで「食べすぎる」、「大食いする」などの意味があります。
ネイティブはpigの「g」とoutの「o」を重ねて、「ピッガゥト」というような発音をします。
(例)If you pig out every night, you will gain weight soon!(毎晩大食いなんてしてたら、すぐに太るよ!)
Skip a meal(食事を抜く)
これは、ダイエットや健康のために、意図的にご飯を抜くときに使います。
「スキッパミォー」というような発音です。
(例)Actually, skipping meals is not good for weight management or health.(実際のところ、食事を抜くのは健康や体重管理には向いていない。)
Miss a meal(食事を抜く)
「skip a meal」と違うのは、やむを得ず「食事を抜いた」というニュアンスであるということです。
「仕事で忙しいかったから」、「空いているレストランがなかった」などの、食べたかったけど食べられなかった状況の時に使います。
(例)John missed a meal because he was so busy.(ジョンはとても忙しかったので食事を抜きました。)
Couch potato(食べてばかりの怠け者)
「couch」は「ソファー」、「potato」はそのまま「じゃがいも」という意味です。「ソファーのじゃがいも」=「1日中食べたり飲んだりしている怠け者」を意味するスラング表現です。
(例)John is such a couch potato. He eats shacks and watches TV all day.(ジョンは怠け者です。1日中お菓子を食べながらテレビを見ています。)
Comfort food(ソウルフード)
「comfort」は「心地よい」というような意味を持ち、「食べたら幸せな気分になる食べ物」=「ソウルフード」というニュアンスになります。
(例)Hitsumabushi is the comfort food of Nagoya.(ひつまぶしは名古屋のソウルフードです。)
Treat someone(おごる)
「treat」は「扱う」などの意味がありますが、食事のシーンでは、「〜におごる、ご馳走する」という意味になります。
自分がおごりたいときは「It’s my treat.(私がおごるよ)」と言いましょう。めちゃめちゃ使えるフレーズです!
(例)He treated me to dinner.(彼が夕食をおごってくれた。)
Starving(超腹ペコだ)
「hungry(空腹)」よりももっと空腹を強く訴えたいときに使います。
ニュアンスとしては、「飢え死にするくらい腹が減った」という意味になります。
(例)I’m starving!(超腹ペコだよ!)
Guilty pleasure(罪悪感を感じるけどやめられない食べ物)
「最悪感を感じるよろこび」と直訳しますが、食事シーンでは「よくないのは分かっているが、食べてしまう食べ物」を意味します。
私にとっては、夜中のカップラーメンや、チョコレートが「guilty pleasure」です(笑)。
(例)My guilty pleasure is BIG Mac.(私のやめられない食べ物は、ビッグマックです。)
Mouthwatering(よだれがでるほど美味しそう)
「mouth(口)」が水で満たされるものといえば、「よだれ」ですよね。
すごく美味しそうなものを見た時に「よだれが滴るほど美味しそう」という意味で使いましょう。
(例)This restaurant has mouthwatering steaks.(このレストランのステーキは、よだれが出るほど美味しそうですよ。)
One’s eyes are bigger than your stomach(多く作りすぎた、注文しすぎた)
直訳すると「あなた目はお腹よりも大きい」という意味になりますが。
これを解読してみると、視覚に食べられそうだと思って注文した(調理した)が、実際はそこまでお腹に入らなかったというニュアンスになります。
(例)John’s eyes are bigger than your stomach. He couldn’t finish the steak all.(ジョンは注文しすぎた、そのステーキを食べきれなかった。)
Appetizer(前菜)
フレンチのコース料理で最初に出てくる料理などを指します。
食前酒も同じ「appetizer」と表現することもありますし、日本の居酒屋にある「お通し」も「appetizer」に含まれます。
(例)This restaurant’s food course includes an appetizer, salad, soup, rice, and dessert.(このレストランのコースには、前菜、サラダ、スープ、ライス、デザートが含まれています。)
Entree(メインディッシュ)
フランス語で「entree(アントレ)」は「前菜」という意味としてとらえられますが、北米では「entree」は「メインディッシュ」を意味するので注意しましょう。
また、「entry(入り口)」とスペルが紛らわしいので注意!
(例)In North America, an entree is not an appetizer, but the same meaning as a main dish.(北米ではentreeは前菜ではなく、メインディッシュを意味します。)
Doggy bag(持ち帰り用の袋)
大昔は残飯を犬用の餌として持ち帰ったことから、「doggy bag(犬用の袋)」=「お持ち帰り用の袋」という意味に派生していったそうです。
少し古い表現なので、今はシンプルに「box」でも意味が通じるようです。
(例)Can I have a doggy bag?(お持ち帰り用の袋をいただけますか?)
Leftover(s)(食べ残し)
「leftover」は形容詞で「残った」という意味がありますが、食事シーンでは形容詞でで「食べ残った」という意味になります。
名詞で使う際は「s」をつけて「leftovers (食べ残し、残飯)」と使いましょう。
(例)John had leftovers from dinner last night.(ジョンは昨日の夕食の残りを食べた。)
Be stuffed(満腹な)
「stuffed」は「満腹な」という意味になりますが、押さえておきたいポイントとして、ポジティブな表現で使われるということです。
「美味しいもの食べて満足。腹一杯だぁー。」といった場合に使えるフレーズです。
(例)I ate too much, so I’m stuffed! (食べ過ぎた、お腹いっぱい!)
Be bloated(満腹な)
「bloated」も「満腹」という意味にありますが、先ほどの「stuffed(満腹な)」と違って、少しネガテイブな表現として使われることが多いです。
「不快なほど満腹だ」というニュアンスです。
(例)I’m so bloated, I can’t eat anymore.(気持ち悪いくらい満腹だ、もう何も食べられない…)
Burp(げっぷ)
最後は「burp(げっぷ)」で締めくくりましょう。
余談ですが、中国では、食後のげっぷには「満足した」という意味合いがあり、良いマナーとされています。
(例)I feel a burp coming!(げっぷがでそう!)
その他食事シーンで使えるワード一覧
- Waiter:ホールスタッフ(男性)
- Waitress:ホールスタッフ(女性)
- Server:ホールスタッフ(男女両方)
- Host:ホテルなどのサービススタッフ(男性)
- Hostess:ホテルなどのサービススタッフ(女性)
- Chef:料理人
- Sous-chef:アシスタント料理人
- Cook:料理人 ※見習い中を指す場合が多い
- Line-cook:料理人(盛り付け担当)
- Dishwasher:皿洗い担当
- Cutlery / utensils:調理器具
- Napkin / Servietee:(食事用の)ペーパーナプキン
- Menu / Wine list:メニュー
- Condiments:調味料
- Tablecloth:テーブルクロス
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は教科書に乗っていないようなローカルフレーズをふんだんに盛り込んでみました。
英語学習を楽しむためには、ネイティブが使うフレーズや単語を真似するのも一つです。
どれも使い勝手の良いフレーズばかりですので、現地の食事シーンで自分がそのフレーズを喋っている姿イメージして覚えましょう。
また、実践でスムーズに使うためにも、例文と一緒に覚えることをおすすめします。
せっかく英語を使うならかっこいい表現を使いですよね!
食事シーンでこれらのフレーズを使えれば、ネイティブに一歩近づけること間違いなし!
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