英語習得には毎日の継続した学習が必要不可欠です。
とはいっても日々の忙しい生活の中では学習時間を確保することが難しいという方がたくさんいるのではないでしょうか。
社会人であれば仕事、学生であれば部活やテスト勉強など英語学習の他にもやらなければいけないことがたくさんあると思います。そうなるとどうしても英語学習に時間を割くことは難しいですよね。
そこでこの記事では、隙間時間にサクッとできる英語学習方法を学習前にすべき準備とともにご紹介します。
【準備】隙間時間にできることを考える
学習を始める前に、まずは1日の中で学習に使える隙間時間とその時間でできることを把握して学習スケジュールを考えておきましょう。
スケジュールを考えておくことで、隙間時間を無駄なく活用できますし、英語学習を習慣化することができます。
スケジュールを組む際は深く考えすぎず、「1日の中でどの時間だったら学習に使えそうか」を洗い出すような形で書いていくと隙間時間を使った学習スケジュールが組めますよ。
《スケジュール例》
朝食中(10分):英語でニュースを見る
身支度中(20分):ラジオ
通勤電車(30分):英語アプリ
昼休憩(50分):単語確認
通勤電車(30分):英語アプリ
入浴中(30分):洋楽を聴く
このような形で、携帯のメモ機能などに書いて、いつでも見れるようにしておきましょう。
ただ、予定はその日によって変わると思いますし、毎日すべての隙間時間を学習にあてるのは難しいと思います。
なので、就寝前などに作成したスケジュールの中から、次の日、学習にあてられそうな隙間時間を決めておくようにしましょう。そうすれば「予定がいつもと違うから今日は学習ができない」ということを防ぐことができます。
「1日の中で少しでも学習をすること」が英語習得には大切ですので、毎日5分だけでも英語に触れる時間が作れるように隙間時間を有効活用していきましょう。
【時間帯別】隙間時間にできる英語学習方法
ここからは「朝、昼、晩」のそれぞれの時間帯に生じるであろう隙間時間に合わせた学習方法をご紹介します。
どの方法もサクッと簡単に取り組めるので、ぜひ今後の英語学習の参考にしてみてください。
《朝》英語アプリを活用する
朝食中や通勤中の隙間時間には、スマホひとつで手軽に取り組める「英語学習アプリ」を使った学習がオススメです。
今回は隙間時間に最適なアプリを二つご紹介します。
『English News in Levels』
1つ目はニュース記事が読めるアプリです。このアプリの最大の特徴は、1つの記事にレベル別の文章が載っているという点です。レベルは1から3の3段階で、レベル分けについてはアプリ内に単語チェックテストがあるので、そこで自分の読むべきレベルを知ることができます。また、すべての記事に英語音声がついていて1記事3分ほどで読めるので隙間時間に簡単に取り組むことができますよ。
『English News in Levels』はこちらから
『スタディサプリENGLISH』
こちらのアプリは忙しいビジネスマンや学生を対象としてスピーキング力とリーディング力を鍛えるために作られたアプリです。1回最短2分で取り組むことができ、学習内容がドラマ仕立てになっているので楽しみながらサクッと取り組むことができます。月額1,980円と有料ではありますが、豊富なコンテンツを1日あたり70円で利用できるのは教材としてはかなりお得かと思いますので、ぜひ活用してみてください。
《昼》Wikipediaを読む
お昼休憩や通勤中の隙間時間にサクッとできる学習方法として「Wikipediaを読む」という方法があります。
Wikipediaは日本人にとって調べ物として使う非常に馴染みのあるものかと思いますが、実は英語版のWikipediaは日本版より充実していて、映画やドラマ、ゲームのネタがたくさんあるんです。
ちょっとした隙間時間にWikipediaを使ってあなたの好きな映画やドラマについて調べることでリーディングと単語の学習をすることができますよ。
自分の興味があることであれば楽しく読み進めることができますし、あなた自身が必要とする英語表現や知識を効率的に身につけることができるので、ぜひ積極的にWikipediaを使ってみてください。
《晩》洋楽を聴く
「洋楽」は入浴中の隙間時間にオススメの学習ツールです。
洋楽には日常で使う表現が多く出てきますし、歌詞には単語の短縮形やスラングなども多いので、曲のフレーズを覚えれば日常生活で使える英語が身につきます。
洋楽を使って学習をする際は、歌詞を見ながら声に出して歌うように意識してください。
声を出すことでフレーズが記憶に定着しやすくなりますし、曲と同じスピードで歌えるようになれば、発音もきれいになりますよ。
もし、洋楽の選曲に困ったらまずはバラードを聴いてみましょう。
バラードはテンポがゆっくりで歌詞も聞き取りやすいですし、日常生活に則したフレーズが多く出てきます。
まず、バラードから聴き始めて少しずつアップテンポの曲を聴くようにすると歌詞も聞き取りやすくなり、リスニング力の向上にもつながります。
洋楽を使えばスピーキング、リーディング、リスニングの力をつけることができるのでぜひ隙間時間に活用してみてください。
まとめ
この記事では、隙間時間を活用するための準備と時間帯に合わせた学習方法をご紹介しました。
隙間時間を活用するための準備
- 隙間時間にできることを書き出す
- 就寝前に次の日の隙間時間にできる学習を決めておく
隙間時間にできる学習方法
《朝》英語学習アプリを使う
《昼》Wikipediaを読む
《晩》洋楽を聴く
ちょっとした隙間時間でも英語学習にあてることで英語学習を習慣化できますし、何より英語力向上に必ずつながっていきます。
ぜひ今回ご紹介した方法を参考に、ご自身に合った隙間時間の活用方法を探してみてください。
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