英語の勉強は何から始めればいいの?初心者向けの勉強法を紹介!

「英語の勉強を始めたいけど、何から手をつければいいんだろう?」
「今まで英語が苦手で避けてきたけど、仕事で必要になった!」

この記事を読んでいる方は、このように思っている方が多いと思います。

英語は使う文字も文法も日本語とは違いますから、いきなり難易度の高いことから始めると混乱してしまいます。

それに、一度苦手意識が定着すると、克服するのは難しいですよね。

英語の基本は中学校で習うくらいの難易度です。

今回は、初心者向けに中学英語をマスターする方法とおすすめの単語帳・文法書を紹介します!

英語を勉強する理由を明確に

あなたはなぜ英語を勉強しようと思いましたか?

受験勉強・仕事で必要になった・なんとなく興味があって

理由は人それぞれです。

英語の勉強を始める理由がはっきりしていると、今後の学習計画が立てやすくなります。

例えば、旅行で役立つ英会話を身につけたい方は、日常会話をマスターするのが目標になるかと思います。

一方で、仕事で英語が必要な方は、仕事で使える英語を勉強しますよね。

この場合、会議・メール・書類を作るときに役立つ英語を身につけることが最大の目的になります。

旅行で役立つ英語は会話・リスニングが勉強の中心になるのに対して、仕事で役立つ英語は読み・書きが必須になります。

また、旅行で役立つ英語を身につけたいのに、適当に買った本がビジネス英語の本だったら、目標を達成するのに遠回りになってしまいます。

英語を勉強する理由によって勉強法が変わってくるので、勉強を始める前に、なぜ英語を勉強するのか考えてみましょう。

簡単にできる勉強法

英語の勉強の流れは意外と単純です。

ステップ1:単語と文法を覚える
ステップ2:実際に使ってみる

この2ステップの繰り返しです。

それでは詳しく解説していきます。

ステップ1:単語と文法を覚える

まずは基本の単語・文法を覚えましょう。

代表的な覚え方は次の3つです。

  • ひたすら書く
    スペルミスを防ぐには、書いて覚えるのがおすすめです。
    単語帳に載っている単語を繰り返し書いたり、英字新聞のコラムを書き写したりしてみてください。

  • 単語帳・文法書を読む
    仕事で忙しい方は、通勤電車の中で単語帳・文法書を読んでみてはいかがでしょうか?
    単語帳や文法書に付属しているCDをスマホに取り込んで、音声を聞きながら通勤するのもおすすめです。

  • 例文と一緒に覚える
    例文と一緒に単語や文法を覚えると、どのような場面で使うかイメージしやすくなり、記憶に残りやすくなります。

自分に合った覚え方を見つけてください。

単語を知らないと、何が書いてあるのか、何を言っているのかわからないので勉強できる範囲が狭まってしまいます。

基本をしっかり固めておくことが大切です。

最初は単語帳に載っている始めの50単語、文法は現在形と「I can ~.」ぐらいを覚えたらステップ2に進みましょう。

ステップ2:実際に使ってみる

単語と文法を覚えたら、実際に使ってみましょう。

覚えた単語を使って会話をしたり、文法が正しく使えるか問題集で確認したりします。

英語の勉強法を、読む・書く・聞く・話すの4つに分けて解説します。

  • 読む
    いきなり長文を読むのは疲れてしまいます。
    最初は問題集に載っている3文ぐらいの文章から慣らしていきましょう。
    A4の問題集の半分ぐらいの文章を読むのに慣れてきたら、本屋さんで英語で書かれている本を探してみてください。
    本屋さんやネット通販を見ると、「中学英語で読む○○」や、日本の漫画のセリフが英語になっているものがあります。
    自分が「これなら読めるかな」と思えるものを選んでください!

  • 書く
    単語と文法を覚えておく必要がありますよね。
    いきなり文章を書くのはハードルが高いので、まずは問題集の穴埋めと並べ替え、次に日本語の文章を英語に訳す練習を積んでください。
    中学英語を70%ぐらいマスターしたら、日記を書くことをおすすめします。
    今日の出来事や感じたことを書いていくうちに、表現の幅が広がるので、書く力を伸ばすことができます。

  • 聞く
    始めは単語帳に付いているCDを聞いて、「この単語はこういう風に聞こえるんだ」と耳を英語に慣らしていきましょう。
    慣れてきたらどんどん長い会話やアナウンスの音声を聞いていきます。
    「問題集に飽きた」という方は、英語版の映画やYouTubeの動画を活用してはいかがでしょうか?
    特に、YouTubeは、日本語・英語の字幕が出てくるように設定することができます。
    「これはどういう意味だろう?」「さっきなんて言ったの?」と思ったら、字幕を付けてすぐに確認することができます。
    スマホで手軽に勉強してみてはいかがでしょうか?

  • 話す
    話す力は、2人以上で練習すると一気に上達します!
    事前に単語の発音・文法の使い方を確認して、実際に相手に伝わるか試してみてください。
    相手がいると「もう一回言って」「その言い回しだと、私はこういう風に感じたよ」と、発音や単語の使い方の改善点が見えてきます。
    身近に話す相手がいない方は、英会話スクールに通ってみてはいかがでしょうか?
    今は校舎に通わなくても良い、オンラインの英会話スクールがたくさんあります。
    講師と生徒が1対1でレッスンできるところもあります。
    無料体験も充実しているので、気になる方は試してみてください!
    AQUESの体験記:https://eigoo.net/aques-taikennki/
    weblio英会話の体験記:https://eigoo.net/experience-weblio/

おすすめの単語帳・文法書

ここでは初心者におすすめの単語帳・文法書を紹介します。

どれも中学校レベルなので、すぐに使い切ることができると思います。

中学校レベルをマスターしたら、次は高校生レベルに進むと、より英語力が身につきます!

おすすめの単語帳3選

1200語を収録していて、英検3・4・5級対策におすすめの一冊です。

イラストがたくさん載っているので、単語の意味をイメージしながら覚えることができます。

また、付属のCDは、1つの単語を2回ずつ読み上げる仕様になっているので、単語の聞こえ方も定着しやすいです。

全部で37章で構成されていて、約1か月で1周することができます。

英単語・熟語1800が収録されています。

例文も約300種類と充実していて、すぐに単語の使い方がわかり、英文に慣れることができます。

CDは単語だけでなく、例文の音声も収録しています。

レベル1~5に分かれているので、自分の英語力に合わせて計画を立てて勉強できます。

長文読解への基礎力作り・リスニングに耳を慣らすのに適した単語帳です。

1900の英単語と熟語を、重要度別に勉強できる単語帳です。

例文は短いですが、1つの例文に平均5つの英単語・熟語が盛り込まれていて、実用的な内容になっています。

例文に使われている文法は、最初は現在形のみで優しい順になっています。

自分の学習レベルに合った例文で単語を覚えることができるので、飽きることなく勉強を続けられます。

おすすめの文法書3選

参考書と問題集が合わさった、便利な文法書です。

始めに解説を読んで要点を覚えたら、すぐ問題練習ができるので効率的に学習を進めることができます。

中学生向けに中間テスト・期末テスト対策の問題が付いていますが、自分の今の実力がわかるので、社会人にも解いてもらいたいです!

問題数が多いので、基礎をしっかり固めたい人におすすめの一冊です。

普通の参考書では説明してくれない英語の細かいルールが論理的に説明されています。

英語が苦手だった著者が英語初心者向けに書いた本で、「なんでこの位置にこの単語がくるの?」「品詞ってそもそも何?」という人にぴったりです。

逆に言うと、学校英語の基礎が少しでもある人には物足りなく感じるかもしれません。

Amazonのレビュー数は135件、5段階評価中4.2とかなり高い評価を得ています。

英語を一から勉強したい人におすすめの一冊です。

中学校の教科書に準じたやさしめな単語・文法を使った文法書です。

学校英語のように、文法を一つ一つ確認しながら勉強するのではなく、「シチュエーション」で文法の要点を解説しています。

「こういう場面ではこの文法を使う」という風に解説しているので、英会話ですぐに実践することもできます。

中学生はもちろん、英語のやり直しを考えている大人にもうってつけの一冊です。

まとめ

今回は、初心者向けに英語の勉強方法を紹介しました。

英語の勉強を始める前に、なぜ英語を勉強しようと思ったのか考えてみてください。

目標・目的に合った勉強法を試すのが、英語力アップへの近道です。

英語の勉強方法は、簡単な2ステップを繰り返すだけです。

  • ステップ1:単語と文法を覚える
  • ステップ2:実際に使ってみる

おすすめの単語帳はこの3冊です。

文法の勉強に興味がある方は、こちらを参考にしてみてください。

英語ができるようになると、仕事の幅が広がる・海外旅行に気軽に行けるなど、いいことがたくさんあります!

ぜひ英語力アップを目指してください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ライター:加藤和花

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